茶トラ猫の馬券術

稼動指数や単撃指数など話題の馬券術を分析しています

穴馬を炙り出すラップ理論「追走力(ストライド指数)」について

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久し振りに「競馬最強の法則」の雑誌で新しい馬券術の紹介がありました。

その名も「追走力」って名前がシンプル過ぎます・・・。

前回の藤井聡太棋士の将棋ブームに乗っかった「勝負MAPパズル」が名前負けの結果だっただけに今回はサラっとした紹介のみです。

勝負マップについては以下をご覧ください。

uma.saratoga.jp

今回は「追走力」について期待を込めてレビューしてみます。

追走力とは

追走力は「スタートからラスト3ハロンまでの走破力」と説明されています。

「上がり3ハロン」は有名な予想ファクターの 1 つですし、ハイブリッド競馬新聞ではさらに「前半の3ハロン」にも着目していました。

スローペースが大半を占める日本の競馬では、最後の 3 ハロンで切れる脚を使える馬が有利ということで上りに注目されているのは皆さんもご存知の通り。

純粋に上りのタイムを使っている人もいますし、そのレースにおける上りの順位を参考にしている人もいます。
(タイムはコースによって差が出ますからね)

しかし、この最後の切れ味を競馬のレースで出せるかどうかは道中でいかに脚を溜められるかが大きなポイントです。

この道中の追走能力に着目したのが「追走力」となります。

この追走力が高いほど、道中のポジショニングや最後の瞬発力がより信頼できるものになっていきます。

いつもの差し脚が見られない馬たちの共通点

最後の直線のヨーイドン勝負になりやすいレースが多く、そのレースを大外一気で差し切る馬はかっこいいですよね。

逆に無理なく先行して、最後の直線で大きく抜け出して後続の馬の追撃をかわす馬の強さにも惚れ惚れします。

追走に苦労せずよいポジションで折り合って、最後に溜めた脚を使える理想な馬です。

逆にスローではなく平均ペースでレースが流れたために追走で苦労し、3 コーナーあたりからジョッキーの手が動き出す人気の差し馬はどうでしょう。

頑張って直線で大外から伸びようとしますが、最後は先行馬と脚色が同じになって馬券圏外になる場面は皆さんも何度も目撃したことがあると思います。

この場合、該当馬はそのレースの出走メンバーの中では追走力が低かったと判断されます。

追走力の算出方法

算出方法は雑誌の中でも紹介されていますが、基準道中タイムがコース別に一覧で紹介されていないため、システム化して自動計算することも自力で計算するのも難しいです。

参考までに計算式のみ紹介しておきます。

(基準道中タイム - 道中タイム) X 脚質補正 X 距離補正指数 X 10

使用するのは前走のデータとなります。

  • 道中タイムは「走破タイム - 後半3Fタイム」
  • 脚質補正は「逃げ馬が1」「先行1.1」「差し1.2」「追い込み1.3」

「基準道中タイム」と「距離補正指数」は全コースの一覧が紹介されていなかったので、残念ながら読者が週末の競馬ですぐに使えるわけではありません。

追走力の実績

過去の実績としては以下が紹介されています。

どちらも、大穴で 3 着に突っ込んだ馬たちです。

ヴィクトリアマイル(2015年)

ミナレット(指数1位 3着)

日本ダービー(2015年)

コズミックフォース(指数1位 3着)

まとめ

データ分析の中でも、特に算出した指数を使った予想が好きな方に向いている馬券術になります。

著者は、ハイブリット指数の久保さんの弟子にあたる安井さんで、これまでにも著書やコラムでおなじみの方です。

またハイブリッド競馬新聞のようなオリジナルの「ストライド競馬新聞」を刊行されています。

追走力はコンテンツ内のブログでも紹介されていますが、ブログのものや今回の雑誌に掲載された追走力の計算結果は簡易版となるそうなので、より詳細な指数を使いたい方は会員登録してサイト内コンテンツを閲覧できる必要があります。

料金はハイブリッド競馬新聞と同じく月に 1,080 円となります。

競馬開催日 8 日間分なので、1 日 135 円と考えればスポーツ紙と同じくらいです。

特にスローペースにならない、平均ペースやハイペースのレースに追走力は有効となるので、平場のレースよりはジョッキーも力の入る特別レースの方が効果を発揮しそうです。

次に競馬場に行く時は活用してみたいデータですね。